usermaのブログ

マーケティング

で、肝心の付加価値ってなによ。

ダイアモンド記事
http://diamond.jp/list/welcome?aid=118513
さすが武田先生いいこと言いますね。
質問力、分析力も必要だね

でも、分析なんて零細企業の付加価値にならないでしょ

経営者から相談受ける時に、こちらからこれらを提案してみよう
なぜ
原因
比較
将来目標
リスク分析


武田 経理部は会社の数字を全て握っている部署です。ただ単に決算数字を発表するだけでは、役割を果たしたことになりません。たとえば利益が10億円出たとき、経営者に単に「10億円でした」と伝えるのではなく、「なぜ10億円になったのか」を分析する。「過去のどんな対策が効いてこの結果が出たのか?」「5億円や20億円ではなかった理由は何か?」「将来向かうべき方向と目指すべき数字は何か?」「そのときに潜んでいるリスクは何か?」など、過去、現在、未来のストーリーを含めた情報を経営者に伝えることが本来の経理部の仕事です。それを私は「真の経理部」と呼んでいます


だからまずコンサルティングの現場では、具体策を提案する前に、経営者と経理部員全員を集めて、今のような話をします。「少なくとも情報の製造業になって付加価値を生み出さないと経理部の存在意義がなくなり、あなた方は全員いらなくなる」と言い切ります。多額の人件費をかけて経理部という部署を置く意味を考えていただきたいのです。

河江 経営者と経理部全員が一堂に会することに意味があるわけですね。

経費が発生してから記帳するところまででベルトコンベアが終わっているわけです。その状態から、決算書の分析をして、将来の見通しを加えた情報を経営者まで届けるようにする。ベルトコンベアを伸ばすようにして、経理部と経営者を直結させる


記帳などの単純作業は付加価値が低いとわかっていますから、いかに正しく早く済ませるかを考え、できる限り効率化させることで、結果として業務の生産性が上がるのです。

河江 そもそも、記帳には付加価値はないと。

武田 はい。記帳をやった結果として決算書ができるわけですが、これも集計しただけであれば付加価値はほとんどありません。それを分析して経営に役立つ情報を見つけることで、初めて付加価値が生まれるのです。


人を育てることにあります。「価値のある仕事」を経験しないと、人は育たないからです。たとえば、フレンチ店の一流シェフが仕事を属人化させて、見習いに仕事を振らなければ、その見習いはいつまでたっても成長しません。仕事を標準化しないと人も会社も成長はないのです。