ニーズの掘り下げ方 イイパターン
ターゲットの1日の過ごし方や、
喜怒哀楽すらイメージできるレベルに
掘り下げるのが大切です。
浄水器の例の場合、
ターゲットを「子育て世代の主婦」と
置いてしまうと、ざっくりしすぎです。
大手メーカーで働く夫、6歳の娘、
4歳の息子と4人家族の、
37歳主婦の田中さん。
これぐらい具体的に設定するのがスタート。
そして、田中さんの悩み&希望を掘り下げます。
現在は、特に浄水器は使っておらず、
近所のスーパーのアルカリ水をボトルに
汲んで料理に使っている
重いしかさばる
子供にお茶を持たせるようになり、
1日に使う水の量が増えた
汲みに行く回数が増え、負担が増している
浄水器には興味があるし、家計に余裕はある
料理が趣味で、『天然生活』が好き
食材は、oisixで取り寄せている
健康について敏感で、無添加が好き
浄水器を使うなら、単に塩素を取り除くだけでなく、
健康にプラスなのが望ましいと考えている
けれど、まだ購入に至らない理由は、
種類がありすぎて見極めがつかないから
夫が転勤族なので、転居先でも
使えるかがわからないから
と、掘り下げていくと…
ニーズがより明確に浮かび上がります。
・どうせ使うなら品質の高さを納得して使いたい
・「転居先で使えない」という事態は避けたい
これらが、田中さんが気にしているニーズだ!と
見えてくればしめたもの。
そのニーズを満たす提案をしてあげれば良いのです。
・他の浄水器との品質比較をわかりやすく伝える
・転居先で使えない場合の返金保障をつける
こうした提案をしてあげれば、
田中さんは浄水器購入へ動き出すはずです。
本当は何に悩んでいるの?
本当は何を望んでいるの?