『AIDMA(アイドマ)の法則』 お客さまに“買いたい衝動”を起こさせるヒント
15『AIDMA(アイドマ)の法則』
お客さまに“買いたい衝動”を起こさせるヒント
人は
まず「ん、何だコレ?」と注意(Atention)を喚起され、「へぇ~、こんな物があるんだ」と関心(Interest)を持つことで、
「もし、これがあったらなぁ」と欲望(Desire)を抱き、
「今は買わないとしても、覚えておこう」とそれを記憶(Memory)し、
悩んだ末に「よし、やっぱり買おう!」と行動(Action)を起こすというのです。
覚えておこうまでいけば、
しめたものだな。
ただ、最近はお店以外、特にネットで商品を購入する消費者も増えています。
そうした消費者の心理プロセスを示すためにAISAS(アイサス)という言葉も新に生まれています。AtentionからInterestまでの段階は同じですが、
ネットで買おうとする消費者はその後、Search(検索)をし、
比較的早くAction(購入のためのクリック)し、
そしてShare(商品評価をネット上で共有し合う)するというのです。
ま、検索で比較できるから、
意思決定が早くなるということか。
例えば、会社帰りのOLがあなたのお店の存在に気付きます。それが、Attention(注意・気付き)。
OLがショーウィンドーを見て「あら、素敵!」。これが、Interest(関心・興味)です。
そして店内をのぞき、あれこれ物色して、「これ欲しいなぁ」と思う。Desire(欲求・必要)です。
「でも、他の店をのぞいてから決めても遅くはないか」と、思い直して値段等をチェックする。それが、Memory(記憶・比較)。
お店を出たものの、「今、買っておかないと後悔するかも」と思い直し、もう一度入り口の扉を開ける。Action(行動・来店)です。
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欲しいと思わせ、比較させ、とりあえず、購入させ、
評価をもらう
こんな感じかな?
もし今、あなたのお店があまり繁盛していないのだとしたら、
お客さまがお店に入るまでの「A→I→D→M→A」の
階段のどこかが滞っているということ。
あなたのお店のディスプレイはお客の目をくぎ付けにできているでしょうか?お客さまの興味・関心をわかせる仕掛けはできていますか?
お客さまが思わず欲しくなる工夫はできていますか?
また、比較・検討されたときに選ばれる自信はあるでしょうか?
チェックリストとしては、使えるが、
結局、何をするかはアイデア・工夫が必要だろ。