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ドライバー ルーティン

東洋経済記事続き

ドライバー ルーティン

やりやすくしとく、やることを明確にして、ゴールを明確にし、外的刺激をシャットアウトする

手間かけストッパーでは、やめたいことをする前段階の手間を増やしましたが、手間なしドライバーはその逆で、やるべきことをやる際の初めの手間を徹底的になくすのです。たとえば、毎日走ることを三日坊主にしたくなければ、どこで面倒になるかを考えてみてください。

仕事ではその仕事に関する資料やノート類だけは片付けず、つねに机のいちばん良い位置に開きっぱなしにしておくのもドライバーになります。やろうとしたときに「ああ、取り出すのが面倒だな」と思わないようにするわけです。

また、自ら人に公開することもモチベーションを上げたり、やめたい気持ちを奮い立たせるドライバーになります。私は「勝手に公開ドライバー」

3日、3週間、3カ月が、定着するまでの区切りの期間です。生物には「ホメオスタシス」という恒常性維持機能というものがあり、何か変わったことが起きると不快に感じて元の状態に戻そうとする機能があるそうです

企画や資料作成のときのルーティンとしては、(1)資料を準備し、PCのファイルを立ち上げる、(2)トイレに行く、(3)コーヒーを入れる、(4)メール・SNSをログアウトし、携帯の電源を切るという一連の動作を行います。(1)をやることでこれから何をするか概要が頭に入ります。そのうえで、(2)、(3)をしながら、作業やゴールをイメージします。(4)で外界の刺激をシャットアウトして、まきくべが完了といった感じです。

ルーティンは心を落ち着かせるだけでなく、高揚させるためにやる場合もあります。コンサルタントは顧客へのプレゼンテーションがとても重要なので、プレゼン前のルーティンを持っている人が多くいます。イヤホンで音楽を聴くという人もよくいます。あるコンサルタントに聞いたところ、企業などに対して変革の提案をするときには、マイケル・ジャクソンの「Man in the mirror」や、Queenの「We will rock you」を聞くそうです