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マーケティング

熱量

プレジデント記事
なるほどー!感情のギャップかあ
似たような経歴だから、わかるよねえ

斎藤さんはどうしてモチベーションを失わずにやってこられたのですか。

【斎藤】私は感情曲線がその人の熱量を決めると考えています。

【田原】感情曲線?

【斎藤】感情曲線は、縦軸を感情、横軸を年齢にして、何歳のときにどのような感情でいたのか示したものです。ここに表れる山と谷こそが人の個性であり、山と谷の差が大きいほど熱量が生まれます。ある雑誌で、戦後のリーダーが若い世代にメッセージを送るという特集がありました。印象的だったのは、リーダーたち全員が戦争の話をしていたこと。戦後のリーダーたちは戦争というつらい経験をしたから熱量があるのです。

【田原】なるほど。いいときと悪いときのギャップが大きいほど頑張るわけですか。

【斎藤】じつはいま仙台で起業家が増えています。おそらくこれも東日本大震災という深くて大きな谷を経験したからでしょう。

【田原】その説だと、斉藤さんの熱量がすごいのも谷があったから?

【斎藤】そうですね。会計士に合格する前に2年間浪人をして、会計士になったあとも、大企業のなかにいてつらいなと感じることがありました。もっとも、ベンチャーの経営者は圧倒的にリスクを背負ってやっています。それに比べたら自分なんてぬるいと思いますが。