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自己との対話

東洋経済記事
フローってことね

できる人というのは、ほめられたり、認められたりしたとしても、その次の瞬間には、そのことを忘れ、次のことに目を向ける習慣を持っているものです。

むしろ、身体の感覚との「対話」こそが、本当の意味での「自分との対話」です。自分の身体を観察することによってふと「あぁ、このごろどうも人の評価ばかり気にしているなぁ」と気づく。

そういう自分との対話を習慣にしている人は、他者からの承認を確認するよりも、それを求めている自分を認め、正直に振る舞おうとするようになります。そして、自分との対話によって心の安定を得た人は、他者と居合わせた時に揺れ動く心も、正確にモニタリングできるようになるのです。

自己と対話をするというのは、小さな自分の殻の中で、ああでもない、こうでもないと思い煩うことではありません。他人から評価されたか、されなかったかではなく、自分自身の中で「満たされた感覚」を得ること。それが何より大切です。一瞬でも満たされた感覚を得ることができれば、それまであれほど心を焼いていた承認欲求から、スゥッと手を離すことができるのです。