usermaのブログ

マーケティング

結果 事実 意見

プレジデント記事

わかっちゃいるけど
訓練だよね


マズいことになった(主観) 
→頼んでいた部品が誤っていた(事実) 
→自分は確認したつもりだった(主観) 
 →納期に間に合うかはわからない(事実) 
→人を増やしたほうがいい(主観) 
 と、主観と事実(客観)がない交ぜになっています。

このような報告では事態を正確に把握することが難しく、イライラはつのるばかりです。

まず知りたいのは「起きたこと(事実)」。現状を正確に把握できなければ、その後取るべき対応も判断できません。だから個人的な「理由」や「意見(感想)」は不要なのです。

これをもとに、先ほどの報告例を言い換えてみましょう。

〇良い例 
 来月納品予定の商品の件でトラブルがありました。発注した部品の型番が誤っていたようで、このままでは納期に間に合わない可能性があります。申し訳ございません。

同じ内容でも、長さは約半分。「何が起きたか」を把握しやすくなりました。


このようなビジネスで好まれる「わかりやすい話し方」には共通点があります。それは「結果」→「理由」→「意見(感想)」の順に話しているということです。

上の例では、

「納品予定の商品でトラブルがあった」が結果 
 「発注した部品の型番が誤っていた」が理由 
「申し訳ございません」が意見(感想)

です。

そしてこの並びは、そのまま「相手が聞きたいこと」の順でもあります。

話が冗長になりがちな人は、まず内容をこの3つに分類してみましょう。驚くほどシンプルになるはずです。