会話と質問で、嫌われる人
東洋経済記事
「嫌われる人の聞き方」よくある5つの共通点
気がつくと、相手の話が「自分の話」に
【嫌われる聞き方3】相手の話に「ズレた答え方」ばかりする
A「聞いて聞いて! 今年は花粉症がめちゃめちゃラクだったんだ! 『ヤクルト400』を飲みはじめたんだけど、そのせいかもしれない」
B「『ヤクルト400』ってヤクルトレディが配達するやつでしょ? 私の友達もヤクルトレディをやっているのだけど、そこは人手不足みたいで……」
B「『ヤクルト400』ってヤクルトレディが配達するやつでしょ? 私の友達もヤクルトレディをやっているのだけど、そこは人手不足みたいで……」
Aさんは「花粉症が改善したのは『ヤクルト400』のおかげかもしれない」と言いたいのに、Bさんは「ヤクルトレディ」の話に持っていってしまっています。悪気はないのでしょうが、話がズレてしまっています。
嫌われる聞き方1の「相手の話を最後まで聞かない」にもつながりますが、「相手が何を言いたいのか」に、つねにアンテナを張りながら聞く姿勢が大事だと思います。
【嫌われる聞き方4】どんな話でも「自分の話」に持っていってしまう
A「最近、枕をやめてバスタオルを折って使っているのだけど、高さは好きに調節できるし、洗いやすいし、最高だよ」
B「枕? オレは、専門店で自分に合わせて枕を作ってもらったんだ。背骨のカーブまで測っておもしろかったよ。その枕で寝たら、肩こりがよくなったんだ」
B「枕? オレは、専門店で自分に合わせて枕を作ってもらったんだ。背骨のカーブまで測っておもしろかったよ。その枕で寝たら、肩こりがよくなったんだ」
Aさんが話そうとしているのに、途中まで聞いて「自分の話」に持っていってしまっています。こういう「会話泥棒」も非常に多いパターンです。
嫌われる聞き方5】「あいづち」「質問」「態度・しぐさ」が不愉快
・「はい、はい、はい、はい」など、不愉快なあいづちを打つ
・何に対しても「たしかに」「たしかに」を連発する
・あいづちに「変な笑い」を入れる
など「不愉快なあいづち」を打つ人はまわりにいないでしょうか? せっかく話をしているのに、「嫌なあいづち」を打たれると、いっきに話をしたい気持ちがなくなってしまいますよね。
「質問」や「態度・しぐさ」についても同じです。下記のような「相手が不快になる質問や態度・しぐさ」をする人は周りにいませんか?
・いきなり「本題からズレた質問」をする
・漠然とした、答えようのない「あいまいすぎる質問」をする
・会話の最中なのに、すぐにスマホを触る
・腕組みをして、のけぞって話を聞く