外注業者も2つあったほうがいいかな。
以下、ふたつは、重要。
基本的な考え方は今でも変わらないが、要するに私の経営哲学は「お給料は十分に与える」「社員にはあれこれうるさく言わず、自由にやらせる」の2つ。この2つを守れば経営はうまくいくと思っている。
普通に考えれば、すべてを1社にまとめて部署制にした方がコストもかからず、効率がいい、と思うだろう。まとめれば、事務員は2、3人で済むかもしれない。しかし、それでもあえて分社化している理由がある。それは効率よりも大事な、競争意識を持たせたいからだ。
自社で製麺所を持てば競争原理が働かず、「なあなあ」になる。人間は、そんなに計算通りに動くものではないし、取引先との緊張関係があるからこそ、うまくいくこともある。ちなみに仕入れ業者も複数あり、互いに競争させている。
この考え方も重要。
長く続くかあ。これは、人によるかも。
集中する。いい考え方。手をひろげない。
地味でも長く続く商売がしたかった
“52年かけて134店舗を出店 「モーレツ」では長続きしない”
経験上、1つのことに集中してこそ成功があると思っている。
麺を作るのは取引先の業者に任せて、自分たちは物件探しに集中する。その方が結果的には効率がいいし、成功への近道だと思っている